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時計泥棒と悪人たち

出版社名 講談社
出版年月 2023年4月
ISBNコード 978-4-06-531241-4
4-06-531241-8
税込価格 2,365円
頁数・縦 524P 19cm

商品内容

要旨

油絵画家の井口が、泥棒に転職した蓮野に相談を持ち込んだ。以前井口の父が美術収集家の加右衛門氏に譲ったオランダ王族由縁の置時計が贋物であり、加右衛門氏が私立美術館の造設を進めているという。美術館に時計が展示されれば、加右衛門氏は大恥を晒す。井口は蓮野とともに、美術館に潜入して本物の時計との交換を試みるが―。(「加右衛門氏の美術館」) 夕木春央真骨頂の大正ミステリー6作書き下ろし!

出版社・メーカーコメント

実業家・加右衛門氏へ贋物の置時計を打ってしまった事実を知った伊口。泥棒に転職をした蓮野とともに、その置時計は加右衛門氏へ所有する美術館にあるという情報を得、盗むことを計画するがーー?(第1章 加右衛門氏の置時計)激動の大正時代を泥棒たちが大暴れ! 『絞首商會』『サーカスから来た執達吏』にも繋がる連作短編集。『方舟』で「週刊文春ミステリーベスト10」「MRC2022」をダブル受賞し話題沸騰の夕木春央、待望の新作!

著者紹介

夕木 春央 (ユウキ ハルオ)  
1993年生まれ。2019年、「絞首商会の後継人」で第60回メフィスト賞を受賞。同年、改題した『絞首商會』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)