• 本

鳥がぼくらは祈り、

講談社文庫 し123−1

出版社名 講談社
出版年月 2023年6月
ISBNコード 978-4-06-532128-7
4-06-532128-X
税込価格 660円
頁数・縦 179P 15cm

商品内容

要旨

ぼくら4人は日本一暑い街、熊谷で育ち、高2になった。中1で出会ってから4年が経っていた。それぞれの焦燥を抱えながら、池井、高島、山吉、ぼくは未だにこの街にいる。だが、ただ続くだけだった生ぬるい日常は、ある人の死と暴力団の抗争をきっかけに大きく変わり始めた。(第64回群像新人文学賞受賞)

出版社・メーカーコメント

第64回群像新人文学賞受賞!高2の夏、過去にとらわれた少年たちは、傷つき躊躇いながら未来へと手を伸ばす。清新な感覚で描く22歳のデビュー作。日本一暑い街、熊谷で生まれ育ったぼくら4人は、中1のとき出会い、互いの過去を引き受け合った。4年後の夏、ひとつの死と暴力団の抗争をきっかけに、ぼくらの日々が動き始める−−。孤独な紐帯で結ばれた少年たちの揺れ動く〈今〉をとらえた、新しい青春小説。(群像新人文学賞選評より)

著者紹介

島口 大樹 (シマグチ ダイキ)  
1998年、埼玉県生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。2021年、『鳥がぼくらは祈り、』(本作)で第64回群像新人文学賞を受賞しデビュー。同作が第43回野間文芸新人賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)