• 本

なんかいやな感じ

出版社名 講談社
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-06-532874-3
4-06-532874-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 265P 19cm

商品内容

要旨

1982年生まれ。物心ついてから今まで、遠くで起きていたこと。近くで起きたこと。その記憶を重ねて、「社会」を語るためにも、まずは「感じ」を考えてみようと思った。

目次

なんか不穏
特有のウザさ
ケジメとは
土埃
まだずっと未来を見ている
遠くで起きていた
近くで起きていた
坂の上の家
見抜かれちゃうぞ
選ばれるとは
管理されたい
学ばないほうが
つながりたくない
自転車だから
Have Passion!
調整さん
ハイタッチ
ナンバーワン・オンリーワン
記憶とは現在
自分の責任だよね〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

時代論でもなく、世代論でもなく。ただ、薄い膜のように、時代を覆ってきた空気、「なんかいやな感じ」とは何か。1982年生まれの自身の経験や記憶をからめて綴る。「「いやな感じ、というのは、あまりにも抽象的な「感じ」ではあるのだが、他者から管理できない「感じ」だからこそ、内心で自由に膨らませることのできるものでもある。」「なんかいやな感じ」が薄い膜のように存在している。日々、それを直視しているわけではない。ただ、ずっとあるな、という感覚があった。この、あまりにも漠然とした感覚を直視してみようと思った。」目次・なんか不穏・特有のウザさ・ケジメとは・土埃・まだずっと未来を見ている・遠くで起きていた・近くで起きていた・坂の上の家・見抜かれちゃうぞ・選ばれるとは・管理されたい・つながりたくない・学ばないほうが・自転車だから・Have Passion!・調整さん・ハイタッチ・ナンバーワン・オンリーワン・記憶とは現在・自分の責任だよね・社会の歩み方・自分語り・You・どげんかせんと・お前らにはわからないだろうな・ガールズストリート・私を信じて・誤解する人がいる・やさしく話しかければ・落ち着きませんか・人権を消そうとする・うさぎ、おいしー・悪口禁止・いやな感じ

著者紹介

武田 砂鉄 (タケダ サテツ)  
1982年生まれ。出版社勤務を経て、2014年よりライターに。2015年、『紋切型社会』で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。週刊誌、ファッション誌、ウェブメディアなどさまざまな媒体で執筆するほか、ラジオ番組のパーソナリティとしても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)