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ショットとは何か 実践編

出版社名 講談社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-06-534269-5
4-06-534269-4
税込価格 2,750円
頁数・縦 379P 19cm
シリーズ名 ショットとは何か

商品内容

要旨

映画批評の最高峰と称されるグリフィス論、ヒッチコックのショット分析、ゴダール、イーストウッド、侯孝賢、ヴェンダース論に、書き下ろし『殺し屋ネルソン』論まで。単行本未収録作17本を収めた、蓮實映画批評ベスト・オブ・ベスト!

目次

序章 まがいものとして(『殺し屋ネルソン』―あるいはこの上なく不自然な自然さについて)
1(単純であることの穏やかな魅力―D・W・グリフィス論
防禦と無防備のエロス―『断崖』の分析 ほか)
2(揺らぎに導かれて―グル・ダット讃
エリック・ロメール―または偶然であることの必然 ほか)
3(寡黙なイマージュの雄弁さについて―侯孝賢試論
静穏な透明さを超えて―エドワード・ヤン監督『〓嶺街少年殺人事件』 ほか)
終章 まがいものとして(『燃える平原児』―見るものから言葉という言葉を奪うこの知られざる傑作について)

出版社・メーカーコメント

ヒッチコック「断崖」「めまい」、ヴェンダース「パリ、テキサス」、ブレッソン「ラルジャン」、グリフィス「ドリーの冒険」、ヴィスコンティ「イノセント」、ロメール「海辺のポーリーヌ」、ペドロ・コスタ「血」、侯孝賢「恋恋風塵」、イーストウッド「ペイルライダー」、侯孝賢「恋恋風塵」、ゴダール「イメージの本」、レオス・カラックス「アネット」、ドン・シーゲル「殺し屋ネルソン」他、超一流の映画作家による名作の数々を、「ショット」の視点から分析し、映画批評の新天地を開いた蓮實映画論のエッセンス。

著者紹介

蓮實 重〓 (ハスミ シゲヒコ)  
映画批評家、文芸批評家、フランス文学者。1936年、東京都生まれ。東京大学仏文学科卒業。パリ大学にて博士号を取得。東京大学教授を経て、東京大学第26代総長。78年、『反=日本語論』で読売文学賞、89年、『凡庸な芸術家の肖像』で芸術選奨文部大臣賞、2016年、『伯爵夫人』で三島由紀夫賞を受賞。1999年にはフランス芸術文化勲章コマンドールを受章する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)