白医
講談社文庫 し113−6
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2024年4月 |
ISBNコード |
978-4-06-534578-8
(4-06-534578-2) |
税込価格 | 869円 |
頁数・縦 | 345P 15cm |
商品内容
要旨 |
ホスピスで起きた三件の不審死。末期がん患者に安楽死措置を行ったとして、医師の神崎が裁判にかけられる。患者思いで評判だった神崎には、他の二件についても疑惑がかかるが、裁判では徹底して沈黙を貫く。そこには、懊悩する医師が辿り着いた、ある「答え」があった。乱歩賞作家渾身の医療ミステリー! |
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出版社・メーカーコメント
ホスピスで起きた3件の不審死。沈黙を貫く医師が抱える真相とは?救うべきは、患者か、命か−−。『闇に香る嘘』『同姓同名』の著者渾身、“命の尊厳”に切り込む傑作医療ミステリー!「先生は、患者を救ったんです−−」末期がん患者の水木雅隆に安楽死を行ったとして、裁判を受ける天心病院の医師・神崎秀輝。「神崎先生は私から……愛する夫を奪っていったんです…!」証人席から雅隆の妻・多香子が悲痛な声をあげるも一向に口を開こうとはしない。そんな神崎には他にも2件、安楽死の疑惑がかかっていた。患者思いで評判だった医師がなぜ−−?悲鳴をあげる“命”を前に、懊悩(おうのう)する医師がたどり着いた「答え」とは?“安楽死”をテーマに描く、乱歩賞作家渾身の医療ミステリー!