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わが投資術 市場は誰に微笑むか

出版社名 講談社
出版年月 2024年3月
ISBNコード 978-4-06-535035-5
4-06-535035-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 319P 19cm

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要旨

他国に比して投資人口が少ないことが指摘されてきた日本だが、ここに来て新NISAのスタート、日経平均株価上昇などを背景に「投資ブーム」が発生している。しかし、投資は預金よりも果たして本当に有利なのか。どれだけ利益が得られるのか。ノウハウや基本的な考え方を知りたいという人も少なくないだろう。本書では、個人資産が800億円を超えるといわれ、2005年には高額納税者名簿(長者番付)全国トップにもなった“伝説のサラリーマン投資家”が、咽頭ガンで声帯を失い、年齢的な理由からも引退を決意したタイミングで、これまでの経験で培った投資術を披露している。著者の基本戦略は、時価総額500億円未満の「割安小型株」の中から成長株を見つけ出すというものだが、「独自の投資アイデア」によってニトリ、JAL、オリンパス、REIT(不動産投資信託)、メガバンク、中小不動産会社などでも大きなリターンを得ている。著者は、1981年に野村證券に入社。ゴールドマン・サックス東京支店、モルガン・スタンレー証券、スパークス投資顧問を経て、1998年にタワー投資顧問で基幹ファンド「タワーK1ファンド」をローンチ。2023年に同ファンドの運用を終了し、退社した。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年4月12日]

商品内容

要旨

個人資産800億円超。長者番付1位となった伝説のサラリーマン投資家・清原達郎。咽頭がんで声帯を失い、引退を決めたいま全人生で得た株式投資のノウハウを明かす。

目次

第1章 市場はあなたを見捨てない
第2章 ヘッジファンドへの長い道のり
第3章 「割安小型成長株」の破壊力
第4章 地獄の沙汰は持株次第―25年間の軌跡
第5章 REIT―落ちてくるナイフを2度つかむ
第6章 実践のハイライト―ロング
第7章 実践のハイライト―ショート・ペアートレード
第8章 やってはいけない投資
第9章 これからの日本株市場

出版社・メーカーコメント

個人資産800億円超。長者番付1位となった伝説のサラリーマン投資家・清原達郎。咽頭がんで声帯を失い、引退を決めたいま、全人生で得た株式投資のノウハウを明かす■新NISA完全対応! すべての投資家のバイブル誕生私には後継者がいない。ならばすべてのノウハウを全部世の中に「ぶちまけてしまえ」という気持ちになった。今や株式市場は「個人が自由に儲けることができる市場」です。2024年からは新NISAも始まりました。「やらなきゃ絶対損」という個人にとっては夢のような制度です。(本書より)■株式投資に才能など存在しない。「自分の失敗からどれだけ学んだか」だけだ。《本書の内容》市場はあなたを見捨てない/すべての情報にはバイアスがかっている/ヘッジファンド創設への道のり/割安小型成長株の破壊力/地獄の沙汰は持株次第/REIT 落ちてくるナイフを2度つかむ/実践のハイライト−−ロング、ショート・ペアートレード/やってはいけない投資/これからの日本株市場/10年以内に起きる破滅的リスク ほか

著者紹介

清原 達郎 (キヨハラ タツロウ)  
1981年、東京大学教養学部(国際関係論)卒業。同年、野村證券に入社、海外投資顧問室に配属。スタンフォード大学で経営学修士号(MBA)取得後、86年に野村證券NY支店に配属。91年、ゴールドマン・サックス東京支店に転職。その後モルガン・スタンレー証券、スパークス投資顧問を経て、98年、タワー投資顧問で基幹ファンド「タワーK1ファンド」をローンチ。2005年に発表された最後の高額納税者名簿(長者番付)で全国トップに躍り出る。23年、「タワーK1ファンド」の運用を終了し、退社。本書ははじめての著作である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)