かごいっぱいに詰め込んで
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2024年8月 |
ISBNコード |
978-4-06-536176-4
(4-06-536176-1) |
税込価格 | 1,815円 |
頁数・縦 | 253P 19cm |
商品内容
要旨 |
スーパーを訪れる5編の「生活」。寿退社をして主婦となり、子どもが手を離れた美奈子。社会に出て働こうと思い立つが―(おしゃべりなレジ係)。高校生からの癖によって痩せた、大学生の流花。しかし「ぶた」と呼ばれた昔の自分を許せず―(小さな左手)。マッチングアプリで遊ぶ亮。自分がSNSで要注意人物として晒されていると知り―(気をつけてください!)。婚活アプリで結婚した咲希。出産した友達に「次は咲希の番だね」と言われ妊活を始めるが―(なわとびの入り方)。早期退職した哲郎。再就職もできず、妻に愛想をつかされ、公園で昼食をとる日々が続き―(不機嫌おじさん)。 |
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出版社・メーカーコメント
「いいなあ、幸せそうで」スーパーを訪れる5編の「生活」。寿退社をして主婦となり、子どもが手を離れた美奈子。社会に出て働こうと思い立つが、転職活動は思うようにいかない。(「おしゃべりなレジ係」)小学生の頃からのある癖によって痩せた、大学生の流花。しかし「ぶた」と呼ばれて受け流してしまった当時の自分を未だに許せない。(「小さな左手」)元彼女に二股をかけられて以来、マッチングアプリで遊ぶようになった亮。ある日会社の後輩から、SNSで自分がヤリモクの要注意人物として晒されていると知らされる。(「気をつけてください!」)友達の結婚ラッシュに焦り、婚活アプリで出会った貴文と結婚した咲希。出産した友達に「次は咲希の番だね」と言われ、咲希も妊活を始める。(「なわとびの入り方」)IT化についていけず、早期退職した哲郎。ハローワークで再就職先を見つけられず、妻にも愛想をつかされ、公園のベンチで昼食をとる日々が続く。(「不機嫌おじさん」)「もう無理かもしれない」そんな気持ちを真下みことは掬い上げ、寄り添い、抱きしめてくれる。