• 本

ここでは言葉が死を招く

出版社名 講談社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-06-537288-3
4-06-537288-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 301P 19cm

商品内容

要旨

金子由衣の勤める医療刑務所分院では、外国人受刑者のための翻訳機の導入、通訳の確保が課題となっていた。現在由衣が担当する外国人受刑者は、肺動脈性肺高血圧症のインド人女性、卵巣癌のベトナム人女性、そして宗教上の理由で輸血を拒否しているアメリカ人男性の三人。意思疎通に不安を感じながら懸命にコミュニケーションと治療を重ねていたが、治療を台無しにする事件が起きてしまった―。

出版社・メーカーコメント

日本という国が檻のようだーー。不寛容、偏見、差別、利権。命に係わるこの場所には持ち込ませない。金子由衣の勤める医療刑務所分院では、外国人受刑者のための翻訳機の導入、通訳の確保が課題となっていた。現在由衣が担当する外国人受刑者は、肺動脈性肺高血圧症のインド人女性、卵巣癌のベトナム人女性、そして宗教上の理由で輸血を拒絶しているアメリカ人男性の三人。意思疎通に不安を感じながらコミュニケーションと治療を重ねていたが、治療を台無しにする事件がおきてしまったーー。

著者紹介

嶋中 潤 (シマナカ ジュン)  
1961年千葉県生まれ。東北大学理学部卒業、東京工業大学大学院修了。国際宇宙ステーション利用業務に従事。2013年、『代理処罰』で第17回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)