
日本人の魂の原郷沖縄久高島
集英社新書 0034
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2000年5月 |
ISBNコード |
978-4-08-720034-8
(4-08-720034-5) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 222P 18cm |
商品内容
要旨 |
沖縄本島の東の海上に浮かぶ小さな島―久高島に琉球王朝よりはるか昔、古代人の心情から生まれ、「母神」を守護神とみる祭祀の形があった。それは、ノロをはじめとする女性神職者たちによって担われ、今日まで継承されてきている。12年に一度の大祭「イザイホー」、海の神が鎮まる海岸で豊漁を祈り草束を振るう神女や、海の彼方にある魂の原郷ニラーハラーの神となって登場する神女の威厳に満ちた姿が、かずかずの祭祀を彩っている。30年近くも琉球弧の祭祀を追いつづけてきた著者が、久高島祭祀の多層なシーンをカメラとペンで記録した。30余枚の写真とともに、古代人の鎮魂のありようを伝える貴重な1冊。 |
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目次 |
序章 久高島の祭祀世界 |
出版社・メーカーコメント
沖縄久高島に琉球王朝以前から連綿とつづいてきた女性神職者たちによる祭祀。それは、沖縄の古層、さらに日本人の魂の原郷をみごとに具現している。現代社会が失ったものを再発見できる一冊。