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個人と国家 今なぜ立憲主義か

集英社新書 0067

出版社名 集英社
出版年月 2000年11月
ISBNコード 978-4-08-720067-6
4-08-720067-1
税込価格 814円
頁数・縦 230P 18cm

商品内容

要旨

個人、国家、自由、民主、人権、政教分離、そして憲法。自明のこととして普段なに気なく使っているこれらの言葉の持つ本来の意味を考えながら、個人にとって国家とは何か、憲法とは何かを考えていく。あらゆる政治体制が「民主」という名において説明される現代において、「民主主義」という言葉は何も語っておらず、個人が個人として尊重される社会を確立するためには、国家の権力をも制限する立憲主義を再認識して、「憲法」を本気で議論すべきであると著者は説く。

目次

1 今、私たちにとって「戦後」とは何か?
2 国家というものをどう考えるか
3 日本人の法意識
4 民主主義から立憲主義へ―現代ヨーロッパとの比較の中で
5 世界の人権思想とアジア
6 日本国憲法起草をめぐる真実
7 改憲論の問題点
8 自由の基礎としての憲法第九条

出版社・メーカーコメント

個人とは? 自由とは? 国家とは? そして、個人にとって憲法のもつ意味とは? 根源的な問いに答えつつ、民主主義の限界を明らかにし、欧米で再認識されてきている立憲主義の重要性を説く。