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フランス映画史の誘惑

集英社新書 0179

出版社名 集英社
出版年月 2003年1月
ISBNコード 978-4-08-720179-6
4-08-720179-1
税込価格 946円
頁数・縦 251P 18cm

商品内容

要旨

映画はフランスで始まった!そして、高度な文化・芸術・産業としてフランス映画はいまも、アメリカにおとらぬ重要性をもった作品や監督や技術者を生み出しつづけている。そもそもトリック撮影やアニメーション、犯罪映画など、映画の重要な分野を世界に先駆けて開拓したのもフランス映画だった。本書は、リュミエール兄弟による映画の発明から、ルノワールら巨匠たちによる往年の傑作、映画の革命ヌーヴェル・ヴァーグ、近年の大ヒット作『アメリ』まで、フランス映画百余年の歩みをコンパクトに紹介する最良の一冊である。アメリカの娯楽映画とは異なる、人間とこの世の真実への深い洞察にみちたフランス映画の世界へようこそ。

目次

フランス映画の魅力とはなにか
映画の始まり―リュミエール兄弟とメリエス
映画産業の成立―フィルム・ダールと犯罪映画
映画芸術の深化―フランス印象派とアヴァンギャルド
フランス映画の黄金時代―詩的レアリスム
天才と巨人―ヴィゴとルノワール
占領と解放―一九四〇年代のフランス映画
フランス映画の安定期―フィルム・ノワールと運命のドラマ
個性的な作家たち―ブレッソン、タチほか
映画の革命―ヌーヴェル・ヴァーグ〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

1895年フランスでの映画の誕生から、ルノワール、トリュフォー、フィルム・ノワール、ヌーベル・ヴァーグ、そして近年の大ヒット『アメリ』まで、コンパクトなこの一冊でフランス映画の全てがわかる。

著者紹介

中条 省平 (チュウジョウ ショウヘイ)  
1954年神奈川県生まれ。学習院大学文学部フランス文学科教授。パリ大学文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)