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ルポ「まる子世代」 変化する社会と女性の生き方

集英社新書 0229

出版社名 集英社
出版年月 2004年2月
ISBNコード 978-4-08-720229-8
4-08-720229-1
税込価格 748円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

「まる子世代」の女性たちは、一九六四〜六九年生まれ。「三種の神器」が家庭に揃い、企業への女性進出が始まった高度成長期の完成期に産声をあげた彼女たちは、豊かさが頂点に達した八〇年代からバブル崩壊直前に社会へ出た。男女雇用機会均等法第一世代であると同時にフリーター第一世代。育児不安に悩む主婦も、子どもを産んでいない独身キャリア女性も、自分らしい生き方を模索している。社会の変容の最前線に立っている「まる子世代」たちへの丹念な取材から、現代日本社会のもうひとつの現実がみえてくる。

目次

第1章 企業社会の現実(不況下の企業
組織の論理 ほか)
第2章 主婦役割を担うまる子世代(夫の会社中心の暮らし
妻たちの孤独)
第3章 親の時代とまる子世代の現実(母親たちの人生
親の生き方が与えた影響 ほか)
第4章 現代社会を生きる(社会背景を探る
まる子世代の自分探し)

出版社・メーカーコメント

仕事、結婚、育児……。女性の生き方が多様化している現代。1964〜69年に生まれ、その変化の中心にいるまる子世代たちの取材から、日本社会の現実を浮き彫りにする。

著者紹介

阿古 真理 (アコ マリ)  
兵庫県生まれ。神戸女学院大学で主に社会学を学んだ後、広告制作会社でコピーライターとして勤務。その後フリーとなり、ブライダル情報誌、健康雑誌などでの執筆を経て、週刊誌などでルポやインタビューも手がける。「食」や「現代生活史」など、ライフスタイル全般にわたるテーマを追求している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)