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病院で死なないという選択 在宅・ホスピスを選んだ家族たち

集英社新書 0299

出版社名 集英社
出版年月 2005年7月
ISBNコード 978-4-08-720299-1
4-08-720299-2
税込価格 726円
頁数・縦 236P 18cm

商品内容

要旨

かつて不治の病と思われていたがんも、治療法の進歩などによって、以前に較べて格段に治るようになっている。しかし、いまでも死因の第一位はがんであり、日本では亡くなる人の約三割を占めている。そして、約八割の人が病院で死亡し、末期がんでなくなった人に限ると、約九割が病院で最期を迎えている。こうした現状のなかで本書は、人生の最後のときを、自宅やホスピスで過ごすことを選んだ家族を紹介する。家族が置かれた状況はさまざまだが、それぞれが自分らしく最後の日々を生き抜いて、納得のいくかたちで最期を迎えていった。がんの末期に至った患者とその家族、医療関係者たちの姿を描いた痛切なドキュメント。

目次

第1章 家族が生きるための思い出づくり
第2章 一家の主として終末期を迎える
第3章 幼い子どもを残して母親が旅立つとき
第4章 最後まで仕事人として生きる
第5章 家族は遠く離れていても
第6章 障害を乗り越えて
第7章 喪失の悲しみから立ち直る
第8章 ホスピスケア情報

おすすめコメント

末期がん患者の多くが病院で亡くなる現状の中、残された日々を在宅・ホスピスで過ごすことを選んだ家族たちの姿を追った痛切なドキュメント!

出版社・メーカーコメント

病院ではなく、自宅で最期を迎えたい!がんの末期に至ったとき、人はどう生きるべきか。病院ではなく、自宅やホスピスでの最後の日々を選んだ患者と家族、そして医療関係者たちの姿を追った、痛切なドキュメント。

著者紹介

中山 あゆみ (ナカヤマ アユミ)  
ジャーナリスト。明治大学卒業後、医療関係の新聞社で、医療行政、地域医療等の取材に携わったのちにフリー。新聞・雑誌等に、女性医療、終末期医療をはじめ医学、健康問題、人物インタビューなど幅広い内容の記事を執筆している。医学ジャーナリスト協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)