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必笑小咄のテクニック

集英社新書 0323

出版社名 集英社
出版年月 2005年12月
ISBNコード 978-4-08-720323-3
4-08-720323-9
税込価格 748円
頁数・縦 205P 18cm

商品内容

要旨

短くて人を笑わせる話―単にネタを暗記するのではなく、笑いの構造を理解すれば、臨機応変・自由自在に小咄を創り出せる。本書では、日本人離れしたユーモアセンスの持ち主である著者が、世間に流布する笑いの法則を突き止めて分類し、自作も含めて豊富な例をあげながら、笑いの本質に迫る。詐欺にも似た、相手を錯覚させる方法、同じ内容の順番を変えるだけで悲劇が喜劇になる方法、マクロとミクロを反転させる方法など、思いがけないオチをつけるテクニックをマスターして、窮地に立ったときこそ、周囲に笑いを呼び込もう。

目次

詐欺の手口
悲劇喜劇も紙一重
動物と子どもには勝てない
お株を奪って反撃
木を見せてから森を見せる
神様は三がお好き
誇張と矮小化
絶体絶命の効用
言わぬが花
悪魔は細部に宿る
権威は笑いの放牧場
耳を傾けさせてこその小咄

出版社・メーカーコメント

不愉快な事も途端に楽しいやりとりに化学変化!日本人離れしたユーモアセンスの持ち主である著者が、世間全般の笑いの法則を追究・分類し、豊富な例をあげて解説。短くて人を笑わせる話の創り方を覚えて、窮地に立ったときこそ笑いで逆転!

著者紹介

米原 万里 (ヨネハラ マリ)  
1950年東京生まれ。作家、エッセイスト。少女時代プラハのソビエト学校で学ぶ。ロシア語会議通訳として多方面で活躍。著書に『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』(新潮文庫、読売文学賞)『魔女の1ダース』(新潮文庫、講談社エッセイ賞)『オリガ・モリソヴナの反語法』(集英社文庫、Bunkamuraドゥマゴ文学賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)