
小説家が読むドストエフスキー
集英社新書 0325
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2006年1月 |
ISBNコード |
978-4-08-720325-7
(4-08-720325-5) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 217P 18cm |
商品内容
要旨 |
十九世紀ロシアを代表する作家ドストエフスキー。二十一世紀の今日なお読者を魅了してやまない作品の現代性の秘密はどこにあるのか…。長編小説の名手、作家加賀乙彦が『死の家の記録』『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』の五作品をテキストに、小説の構造、伏線の張り方、人物の造型法などを読み解く。小説に仕掛けられた謎や隠された構造を明らかにするとともに、ドストエフスキーの宗教的な主題に光を当てた画期的な作家論、作品論である。 |
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目次 |
1 『死の家の記録』(ドストエフスキーの読書の思い出 |
おすすめコメント
19世紀のロシアからの「預言書」。今も読者を魅了してやまない作品の現代性の秘密とは。仕掛けられた謎や隠された構造、宗教的主題を作家が読み解く。
出版社・メーカーコメント
作家加賀乙彦がドストエフスキーを読み解く。今なお根強い人気を誇るロシアの文豪ドストエフスキー。『罪と罰』『白痴』など代表的5作品を作家加賀乙彦が解説する。宗教的主題の分析など著者ならではの視点で作品の新たな魅力が浮き彫りに。