
憲法九条を世界遺産に
集英社新書 0353
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2006年8月 |
ISBNコード |
978-4-08-720353-0
(4-08-720353-0) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 170P 18cm |
商品内容
要旨 |
実に、日本国憲法とは、一瞬の奇蹟であった。それは無邪気なまでに理想社会の具現を目指したアメリカ人と、敗戦からようやく立ち上がり二度と戦争を起こすまいと固く決意した日本人との、奇蹟の合作というべきものだったのだ。しかし今、日本国憲法、特に九条は次第にその輝きを奪われつつあるように見える。この奇蹟をいかにして遺すべきか、いかにして次世代に伝えていくべきか。お笑い芸人の意地にかけて、芸の中でそれを表現しようとする太田と、その方法論を歴史から引き出そうとする中沢の、稀に見る熱い対論。宮沢賢治を手がかりに交わされた二人の議論の行き着く先は…。 |
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目次 |
第1章 宮沢賢治と日本国憲法―その矛盾をはらんだ平和思想(日本に広がる憲法改正への動き |
出版社・メーカーコメント
日本国憲法は一瞬の奇蹟であった。それは、無邪気なまでの理想主義を掲げたアメリカ人と、もう二度と戦争をしてはならぬと決意した日本人たちとの、奇蹟のような一瞬の合作であった。宮沢賢治を手がかりに読み解く九条の真実とは。