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謎解き広重「江戸百」

集英社新書 ヴィジュアル版 004V

出版社名 集英社
出版年月 2007年4月
ISBNコード 978-4-08-720389-9
4-08-720389-1
税込価格 1,210円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

広重の有名な『名所江戸百景』、略して『江戸百』。絵葉書などで今でも大人気の、ご存知江戸浮世絵風景画のシリーズ。だが、実はこれは、単なる名所の紹介ではなく、ある意図を巧妙に隠し入れたジャーナリスティックな連作だったのだ。本書があぶり出すのは、安政の大地震から復興する江戸庶民の喜怒哀楽、そして安政の大獄や明治維新へとつながっていく江戸末期の社会の姿。豊富な資料を基に新説を打ち出した、著者一世一代の作。巻末には本邦初、制作月順の絵索引で全一二〇点を一挙掲載。

目次

1 『江戸百』とは(『江戸百』とは
薙髪の意味 ほか)
2 安政江戸地震と広重を取り巻く人々(黒船来航で「世上物騒」
「世上物騒」で不景気 ほか)
3 謎解きのひな型(残暑の雪はなぜ?「浅草金龍山」
場所性と場所の感覚 ほか)
4 謎解き(絵の制作とできごと
なぜ巻頭に?「日本橋雪晴」 ほか)
5 あらためて『江戸百』とは(なにげなさの裏にひそむ謎
なにげない風景の謎 ほか)

出版社・メーカーコメント

あの広重「江戸百」には謎が隠されていた!広重一世一代の「名所江戸百景」は絵葉書のような名所絵ではなく、安政大地震から復興する様子を中心に幕末に向かう時代の息吹を伝えるジャーナリスティックな連作だった!? 制作順全120点掲載。

著者紹介

原信田 実 (ハラシダ ミノル)  
1947年東京都中央区生まれ。浮世絵研究家、翻訳家。国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。国際浮世絵学会会員。2007年1月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)