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憲法の力

集英社新書 0399

出版社名 集英社
出版年月 2007年7月
ISBNコード 978-4-08-720399-8
4-08-720399-9
税込価格 792円
頁数・縦 206P 18cm

商品内容

要旨

国民投票法が成立し、今後、憲法改正論議が活発化することは間違いない。世論調査では改憲容認派が過半数を超えると報道されているが、こと九条に限っていえば「今のままでいい」という人たちも多数存在している。本書は、司法試験の受験指導で定評のあるカリスマ塾長である著者が、日本国憲法の特長や意義だけでなく、国民投票法、九条にまつわる議論についてわかりやすく解説。立憲主義、民主主義、平和主義を愛する立場から、「今の憲法は捨てたものじゃない。憲法の力を見直そう」と語りかける。

目次

はじめに(政治的なクーデターが起ころうとしている
議論することが民主主義の基本では? ほか)
第1章 このままで公正な国民投票ができるのか(改憲論議をする前に
護憲派ではなく立憲派として ほか)
第2章 美しい日本国憲法(憲法と法律は違う
憲法が守る、少数派の人権 ほか)
第3章 そんなに九条を変えたいですか?(九条改憲賛成派の論理について
日本国憲法がめざす平和主義)
おわりに(「改憲」ではなく「壊憲」
戦争に加担したくない ほか)

おすすめコメント

国民投票法の成立で、私たちに突きつけられた“日本の選択”。あなたはどう考えるか?司法試験界のカリスマが、日本国憲法の特長や意義をはじめ、国民投票法の問題点、9条を巡る議論についてやさしく解説しています。

出版社・メーカーコメント

塾長、日本国憲法の話をしてください!憲法改正論議が活発化している。本書は司法試験予備校のカリスマ塾長が現憲法の特長や意義、国民投票法、九条改正論議について一般の人にもわかるように解説。民主主義、平和主義の力を問い直す。

著者紹介

伊藤 真 (イトウ マコト)  
1958年生まれ。法学館館長、伊藤塾塾長。東京大学在学中に司法試験に合格。95年に「伊藤真の司法試験塾」(その後「伊藤塾」に改称)を開設、親身な講義と高い合格率で「カリスマ塾長」として人気を博す。「市民のために働く法律家育成」をめざす一方で、「憲法の伝道師」として各種集会での講演活動も精力的にこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)