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日本の行く道

集英社新書 0423

出版社名 集英社
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-08-720423-0
4-08-720423-5
税込価格 814円
頁数・縦 270P 18cm

商品内容

要旨

今の日本に漠然としてある「気の重さ」を晴らす作家の確かな企み。大人も子供も「行き場のない」という大問題。惰性となってしまった「進歩」をもう一度考え直す。

目次

第1章 「子供の問題」で「大人の問題」を考えてみる(どこから話を始めるか?
どうして子供が自殺をするのか?)
第2章 「教育」の周辺にあったもの(「いじめっ子」はどこに消える?
一九八五年に起こったこと
思いやりのなさが人を混乱させる)
第3章 いきなりの結論(産業革命前に戻せばいい
歴史に「もしも」は禁物だけど
産業革命がもたらしたもの)
第4章 「家」を考える(「家」というシステム
機械は人を疎外し、豊かさもまた人を疎外する)

出版社・メーカーコメント

さまざまな「日本のへん」を大掃除する企み!日本の行く末を教えてくれる教科書のような本ではありません。しかし、「家」「教育」「政治」「経済」のことどもにある「私たちの気の重さ」に、橋本治が「一発かませる」比類なき本です。

著者紹介

橋本 治 (ハシモト オサム)  
1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作受賞。以後、小説、評論、戯曲、エッセイで幅広い創作活動を続ける。『宗教なんかこわくない!』で第九回新潮学芸賞、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で第一回小林秀雄賞、『蝶のゆくえ』で第十八回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)