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資本主義崩壊の首謀者たち

集英社新書 0489

出版社名 集英社
出版年月 2009年4月
ISBNコード 978-4-08-720489-6
4-08-720489-8
税込価格 792円
頁数・縦 238P 18cm

商品内容

要旨

一九八九年にベルリンの壁が崩壊して、ソ連の共産主義は崩れ去った。そして二十年が経ち、今度はアメリカの資本主義が大崩壊を始めた。AIG、シティグループなどの実質的な国有化からもそのことは明らかであり、国家による一連の救済策は資本主義のルールではなく、社会主義、共産主義のルールに則っている。本書は、この重大な歴史認識を持つことから説き起こして、グローバリズム〜金融腐敗という未曾有の大混乱を誰が招いたのか、ことの真相を明らかにし、さらに国民の資産を守るために、日本がとるべき新しい進路を指し示す。

目次

第1章 自作自演の仮面舞踏会に酔った金融大国(リーマン・ブラザーズ倒産―ことの本質
過去の歴史から何を学ぶか―世界大恐慌
原油価格と穀物価格はなぜ高騰したか ほか)
第2章 誰がこのような世界を創り出したか(最大の責任者は財務長官ロバート・ルービンとローレンス・サマーズ
シティグループの誕生と現在のアメリカ銀行界
ウォール街から証券会社は消えたのか ほか)
第3章 日本がとるべき新しい進路(リーマン・ブラザーズたちが日本に残した足跡
日本はアメリカの奴隷国家か
日本政府が買いこむ外貨は何に使われるのか ほか)

出版社・メーカーコメント

金融市場で誰が何を仕組んできたのか!?AIG、シティグループなどが実質的に国有化されるなど、資本主義が大崩壊しはじめた。本書は、この未曾有の混乱を誰が招いたのか、ことの本質を明らかにし、日本人の資産を守るべく警鐘を鳴らす。

著者紹介

広瀬 隆 (ヒロセ タカシ)  
1943年東京生まれ。作家。早稲田大学卒業。近年、アメリカ合衆国の権力構造を政財界の人脈調査から精力的に分析・研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)