社会主義と個人 ユーゴとポーランドから
集英社新書 0516
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2009年11月 |
ISBNコード |
978-4-08-720516-9
(4-08-720516-9) |
税込価格 | 792円 |
頁数・縦 | 230P 18cm |
商品内容
要旨 |
社会主義体制とは「ふつうの人々」にとってなんだったのか。70年代のユーゴスラヴィアにおける留学体験と、「連帯」が権力を握った80年代ポーランドでの聞き取り調査を通して、歴史に翻弄される人々を市民の視線で考える。上司が旧ソ連派だったため拷問にあった下宿の主人、劇的な体制の変化により不可解な死をとげた元外交官などの記録によって、歴史の表面には出てこない人々の素顔が浮かび上がってくる。 |
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目次 |
第1部 ユーゴスラヴィア(ベオグラードの夕焼け |
出版社・メーカーコメント
社会主義体制下で、市民達は逞しく生きた「ふつうの人々」にとって、社会主義とはなんだったのか。ユーゴスラヴィアとポーランドにおける留学体験と聞き取り調査を通じて、社会主義崩壊を、個人の生活レベルで検証する。