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必生闘う仏教

集英社新書 0561

出版社名 集英社
出版年月 2010年10月
ISBNコード 978-4-08-720561-9
4-08-720561-4
税込価格 770円
頁数・縦 197P 18cm
無題ドキュメント

商品内容

要旨

「煩悩なくして生命なし。必ず生きる…必生。この大欲こそが、大楽金剛です。すなわち、煩悩は生きる力なのです」。自殺未遂を繰り返し、尽きせぬ生来の苦悩の末に出家。流浪の果てにインドへ辿り着いた佐々井秀嶺。かの地で文化復興運動にめぐり会い、四〇年以上にわたりこの運動に身を捧げてきた。現在ではインド仏教徒の指導者として活躍する破格の僧侶が、波瀾万丈の半生と菩薩道、そして“苦悩を超えていく生き方”を語り下ろす。

目次

第1章 仏教との出会い(発心
世紀の苦悩児 ほか)
第2章 大楽金剛(ナグプール
アンベードカル ほか)
第3章 闘う仏教(闘う仏教とは
インド国籍を取る ほか)
第4章 必生(四十四年ぶりの帰国
高尾の緑 ほか)

出版社・メーカーコメント

煩悩上等! インド仏教指導者が語る菩薩道 インドで仏教復興運動の指導者をつとめる日本人僧、佐々井秀嶺。尽きせぬ生来の苦悩の末に出家。流浪の果てにインドへ辿り着き、仏教に身を捧げた波瀾の半生と生の哲学、菩薩道を本人が語る。

著者紹介

佐々井 秀嶺 (ササイ シュウレイ)  
1935年、岡山県生まれ。インド仏教指導者。1988年インド国籍取得。ラジウ・ガンディー(当時の首相)からインド名、アーリア・ナーガールジュナを授与される。1960年、高尾山薬王院(真言宗智山派)にて得度。タイ留学を経て1967年渡印。1968年、カースト差別に苦しむ人々を救う人権運動でもある、インド仏教復興運動に身を投じる。2003年にはインド政府少数者委員会仏教徒代表にも任命された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)