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長崎唐人屋敷の謎

集英社新書 0598

出版社名 集英社
出版年月 2011年6月
ISBNコード 978-4-08-720598-5
4-08-720598-3
税込価格 814円
頁数・縦 219P 18cm

商品内容

要旨

江戸時代の長崎に、唐人屋敷という中国ワールドがあった。鎖国政策を実施した徳川幕府の貿易の中心は、出島よりもこの唐人屋敷だったのだ。高い塀に囲まれた一画に、長崎奉行の厳しい監視のもと、多いときには二、三千人の中国人たちが暮らしていた。彼らは貿易を通じて、様々なモノや文化を日本にもたらした。特別な役人や遊女だけが入ることができたという唐人屋敷とは、どのような世界だったのか。残された史料や絵図をもとに、その実態を明らかにする。

目次

1 唐人屋敷の建設
2 唐人屋敷の生活
3 長崎にやってきた唐船
4 唐船貿易の変遷
5 中国文化が持ち込まれた長崎
6 唐人屋敷の終焉

出版社・メーカーコメント

江戸期に存在した知られざる異世界 鎖国時代、長崎に唐人屋敷という不思議な中国世界があった。徳川幕府の貿易の中心地は出島ではなく、この唐人屋敷だったのだ。高い塀に囲まれ、監視されていた唐人屋敷の実態を、資料をもとに読み解く。

著者紹介

横山 宏章 (ヨコヤマ ヒロアキ)  
1944年山口県生まれ。北九州市立大学大学院社会システム研究科教授。専門は中国政治・外交史。一橋大学法学部卒業後、同大学院法学研究科博士課程満期退学。法学博士。明治学院大学教授、県立長崎シーボルト大学教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)