人と森の物語 日本人と都市林
集英社新書 0599
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2011年7月 |
ISBNコード |
978-4-08-720599-2
(4-08-720599-1) |
税込価格 | 814円 |
頁数・縦 | 216P 18cm |
商品内容
要旨 |
日本では近年、「ふれあい」「こころ」「癒し」等の、どこか空々しいキャッチフレーズとともに、次々に新しい森が生みだされている。しかし、こうした自然回復の営みは、はるか昔から、生活の必要性と、より密接に結びついた形で試みられていた。酒田の人々は、荒涼たる沿岸の砂地に、江戸時代半ばから南北四〇キロの松林を作り上げた。ユンカーに憧れた成り上がり華族とその末裔たちは、地元の水路事業を引き継ぎ、那須野が原の砂礫地を良林に変えた―。北海道から沖縄まで列島を縦断し、土と森と人間を信頼した森づくりの実例を訪ねた、ドイツ文学者・池内紀の新境地。 |
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目次 |
甦りの森―北海道苫小牧 |
出版社・メーカーコメント
「緑」の日本地図をつくりあげる 日本では、日常生活の必要性と密接に結びついた森作りが、はるか昔から行われてきた。そうした都市林の成功例を訪ねて、北海道から沖縄まで日本列島を縦断。ドイツ文学者・池内紀の新境地エッセイ。