• 本

原発の闇を暴く

集英社新書 0602

出版社名 集英社
出版年月 2011年7月
ISBNコード 978-4-08-720602-9
4-08-720602-5
税込価格 836円
頁数・縦 253P 18cm

商品内容

要旨

いまだ収束への見通しがたたない福島第一原発事故。根拠なき安全・安心神話を振り撤き、リスクと利権を天秤にかけて後者を選択した「原子力関係者」たちの所業が招いた「人災」は、いまも被害を拡大し、汚染を進行させ、人々の暮らしを破壊している。原発震災の危機をかねてから予測し、警鐘を鳴らし続けてきた作家とルポライターが、事故を招いた構造とその責任の所在を、徹底的に白日の下にさらす。

目次

第1章 今ここにある危機(命より電気のほうが大事なのか
本当にこわいことはメディアに出ない
汚染水は東電の本社に保管させろ ほか)
第2章 原発事故の責任者たちを糾弾する(安全デマを振りまいた御用学者たち
原子力マフィアによる政官産学のシンジケート構造
原子力マフィアの実権を握る東大学閥 ほか)
第3章 私たちが知るべきこと、考えるべきこと(監視の眼を怠るな
原発がなくても停電はしない
独立系発電事業者だけでも電気は足りる ほか)

出版社・メーカーコメント

私たちは、誰に騙されてきたのか? 原発震災に警鐘を鳴らし続けてきた作家とルポライターが、今日の破局を招いた原発・原子力関係者たちの罪状を「実名」で告発。我々が直面している危機の正体が、この一冊で明らかになる!

著者紹介

広瀬 隆 (ヒロセ タカシ)  
1943年生まれ。作家
明石 昇二郎 (アカシ ショウジロウ)  
1962年生まれ。ルポライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)