文化のための追及権 日本人の知らない著作権
集英社新書 0612
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2011年10月 |
ISBNコード |
978-4-08-720612-8
(4-08-720612-2) |
税込価格 | 792円 |
頁数・縦 | 192P 18cm |
商品内容
要旨 |
絵画や彫刻を作る芸術家は、日本では一度作品を売却した後は、オークションなどによっていくら作品の価格が上昇しても、一切収入を得ることが出来ない。これではアーティストはなかなか育たないだろう。実はこれは日本の文化的貧困につながる大問題である。ヨーロッパやアメリカの一部では「追及(利益配当)権」という著作権の保護システムによって、作者の利益がそうした場合においても保証されるシステムが作られている。本作では、著作権についてわかりやすく解説しつつ、その一部としての追及権について日本で初めてくわしく紹介する。 |
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目次 |
第1章 芸術家は貧しいのか―La Boh`emeの登場人物は、その後も貧乏なままなのか? |
出版社・メーカーコメント
日本の芸術・文化を豊かにする権利とは!? 世界的には有名な芸術家の権利、追及権だが、日本ではまったく知られていない。本書では著作権の基礎をわかりやすく解説しつつ、文化を育てていくために重要な追及権を、日本で初めて紹介する。