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冷泉家八〇〇年の「守る力」

集英社新書 0704

出版社名 集英社
出版年月 2013年8月
ISBNコード 978-4-08-720704-0
4-08-720704-8
税込価格 770円
頁数・縦 189P 18cm

商品内容

要旨

冷泉家は藤原俊成・定家の血を引く「和歌の家」として、その伝統と文化を京都の地で今日まで守り続けている。冷泉家の長女として生まれた著者によれば、冷泉家には「大事にせんとバチが当たる」「相変わらずで結構」など、独特な伝統・文化継承の秘訣があるという。当主夫人でしか語りえない代々のエピソードをもとに、急速に変化する現代社会の中で、我々が時代に流されず生きるためのヒントとなる“公家の知恵”、冷泉家八〇〇年の「守る力」を明かす。

目次

第1章 大事にせんとバチが当たる―守り伝えられてきた『明月記』
第2章 そこそこやから続いてきた―「歌の家」の八百年
第3章 「昔からそうしてきたから」でけっこうやないですか―公家の三百六十五日
第4章 知識も物産も情報もまとめて収めて―蔵こそ公家の生命線
第5章 “型”が守り、伝えるもの―「文化」の威力、底力
第6章 “これはお金の問題やない”―冷泉家の四季と行事
第7章 しなやかに強く。「相変わらず」ならけっこうや―冷泉家の人々

出版社・メーカーコメント

冷泉家は藤原俊成・定家の血を引く「和歌の家」として伝統と文化を守り続けている。冷泉家25代当主夫人の著者が、800年もの間、国宝や典籍を散逸することなく受け継いできた冷泉家の“秘訣”を明かす。

著者紹介

冷泉 貴実子 (レイゼイ キミコ)  
1947年、藤原俊成・定家を祖とする「和歌の家」冷泉家二四代為任の長女として生まれる。二五代当主・偽人夫人。公益財団法人冷泉家時雨亭文庫常務理事、事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)