「闇学」入門
集英社新書 0723
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2014年1月 |
ISBNコード |
978-4-08-720723-1
(4-08-720723-4) |
税込価格 | 792円 |
頁数・縦 | 204P 18cm |
商品内容
要旨 |
古来、日本人は月光を愛で、蛍狩り、虫聴きといった闇のレジャーを多彩に楽しんだ。江戸庶民は夜を徹して富士山に登り、『陰翳礼讃』で谷崎潤一郎が「洞穴のような闇」と評した日本家屋の暗がりは西洋の建築家たちを魅了した。つまり日本人は闇の達人だった。だが今、オフィスでは一日中電灯がともり、深夜でもコンビニの光が溢れる都市から闇は駆逐されている。本書は風俗・文学・信仰・健康…などさまざまな視点から闇を見つめる。衰えた五感を再生し、地球の未来を明るく照らす、豊穣な闇世界への招待状である。 |
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目次 |
第1章 闇の現代史 光に鈍感になった日本人(光の国、日本 |
出版社・メーカーコメント
最近、ナイトハイク、夜散歩などの「闇歩き」が人気だ。 その提唱者で、闇と人体の関係や、文学、住居、信仰など多様な視点から 日本文化を支える闇を研究してきた著者が、最新知見も交え、闇の謎と魅力を解き 明かす。