文豪と京の「庭」「桜」
集英社新書 0769
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2015年1月 |
ISBNコード |
978-4-08-720769-9
(4-08-720769-2) |
税込価格 | 836円 |
頁数・縦 | 236P 18cm |
商品内容
要旨 |
「仙洞御所庭園」を“美しい老いた狂女”に喩えた三島、「糺の森」に子規を失った“心の寒さ”を覚えた漱石、「平安神宮」の紅枝垂れ桜に“エロスへの憧憬と拝跪”を秘めた谷崎…。日本の近代文学を彩る文豪たちは皆、京都の情景に魅せられ、自らの作品にそれを描いてきた。本書は、祇園の夜桜や竜安寺の石庭など、誰もが知る京都の新たな魅力を、数々の名作を手がかりに描き出す。また、京の「庭」「桜」という新たな視点から文豪を捉え直すことで、彼らの知られざる本質を明らかにした一冊である。 |
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目次 |
第1部 桜(平安神宮“『細雪』の紅枝垂”―谷崎潤一郎・川端康成 |
出版社・メーカーコメント
三島由紀夫、夏目漱石……。京の「庭」や「桜」から文豪を捉え直したとき、文豪の知られざる本質が見えてくる! 祗園の夜桜や竜安寺の石庭などの京都の魅力を、名作を手がかりに描き出した一冊。