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奇跡の村 地方は「人」で再生する

集英社新書 0804

出版社名 集英社
出版年月 2015年10月
ISBNコード 978-4-08-720804-7
4-08-720804-4
税込価格 814円
頁数・縦 220P 18cm

商品内容

要旨

少子高齢化と人口減少により「地方消滅」が叫ばれて久しい。そんな中、長野県下伊那郡下條村は、全国の自治体関係者から「奇跡の村」と呼ばれている。少子化対策に目覚ましい成果をあげてきたからだ。「陸の孤島」と揶揄される人口約四〇〇〇人の山村が、一九九八〜二〇〇二年の五年間平均出生率で長野県トップを記録。現在でも、全国平均一・四三人を上回る一・八八人(二〇一三年)と、トップクラスの高い出生率を誇る。その秘密はどこにあるのか?この下條村を中心に、独自の移住促進策で「消滅論」に抗う各地の山村を取材。この先の社会に光を点す、希望のルポルタージュである。

目次

第1章 奇跡の村「下條村」(下條村・序論
カリスマ村長
意識改革
資材支給事業
若者定住策
下條村の今)
第2章 消滅可能性ナンバーワン?「南牧村」を訪ねて(南牧村の今と昔
成果なき活性化策
古民家バンク
移住者たち
元気な高齢者)
第3章 人をつなげる役場職員「旧・藤野町」(元女性町議の回想
様々な新住民
「藤野町」の消滅
トランジション・タウン
ヒューマンパワースポット)

出版社・メーカーコメント

少子化対策に目覚しい成果をあげて全国の自治体関係者から「奇跡の村」と呼ばれている長野県下條村など、独自の移住促進策で「消滅論」に抗う各地の山村を取材した、希望のルポルタージュ。

著者紹介

相川 俊英 (アイカワ トシヒデ)  
1956年群馬県生まれ。地方自治ジャーナリスト。早稲田大学法学部卒業後、放送記者、フリージャーナリストを経て、97年から「週刊ダイヤモンド」委嘱記者。99年からテレビ朝日系「サンデープロジェクト」の番組ブレーンを務め、自治体関連の企画・取材・レポートを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)