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「戦後80年」はあるのか 「本と新聞の大学」講義録

集英社新書 0844

出版社名 集英社
出版年月 2016年8月
ISBNコード 978-4-08-720844-3
4-08-720844-3
税込価格 858円
頁数・縦 285P 18cm

商品内容

要旨

日本の「戦後70年」とは平和の時代であった。しかし今日「戦後レジームからの脱却」へ歩を進める政権によって、かつてないほど不安で希望の見えない時代が迫りつつある。果たして私たちに「戦後80年」は到来するのだろうか。比較敗戦論、論壇と出版、集団的自衛権と憲法、歴史学による戦前・戦後論、少子化問題、中央銀行の破綻…。日本の知の最前線に立つ講師陣が「戦後とは何か」を論じつつ、この先一〇年、日本が歩むべき道を提言する。朝日新聞社と集英社による連続講座シリーズ「本と新聞の大学」第4期の書籍化である。

目次

第1回 基調講演(一色清×姜尚中)
第2回 比較敗戦論敗戦国の物語について(内田樹)
第3回 本と新聞と大学は生き残れるか(東浩紀)
第4回 集団的自衛権問題とは何だったのか憲法学からの分析(木村草太)
第5回 戦後が戦前に転じるとき顧みて明日を考える(山室信一)
第6回 戦後日本の下半身そして子どもが生まれなくなった(上野千鶴子)
第7回 この国の財政・経済のこれから(河村小百合)
第8回 総括講演(姜尚中×一色清)

出版社・メーカーコメント

日本最高の知性が集結した講義録。

「戦後」を論じて「未来」を読む! 日本の「戦後70年」とは平和の時代であった。しかし今日「戦後レジームからの脱却」へ歩を進める 政権によって、かつてないほど不安で希望の見えない時代が迫りつつある。果たして私たちに 「戦後80年」は到来するのだろうか。 比較敗戦論、論壇と出版、集団的自衛権と憲法、歴史学による戦前・戦後論、少子化問題、 中央銀行の破綻……日本の知の最前線に立つ講師陣が「戦後とは何か」を論じつつ、 この先10年、日本が歩むべき道を提言する。 朝日新聞社と集英社による連続講座シリーズ「本と新聞の大学」第4期の書籍化である。

著者紹介

一色 清 (イッシキ キヨシ)  
朝日新聞社教育コーディネーター
姜 尚中 (カン サンジュン)  
政治学者。東京大学名誉教授
内田 樹 (ウチダ タツル)  
思想家。武道家。神戸女学院大学名誉教授
東 浩紀 (アズマ ヒロキ)  
批評家。作家。株式会社ゲンロン代表
木村 草太 (キムラ ソウタ)  
憲法学者。首都大学東京大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)