子規と漱石 友情が育んだ写実の近代
集英社新書 0854
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2016年10月 |
ISBNコード |
978-4-08-720854-2
(4-08-720854-0) |
税込価格 | 836円 |
頁数・縦 | 247P 18cm |
商品内容
要旨 |
一八九五年。夏目漱石は俳句を教わるという名目で、結核が見つかり意気消沈する正岡子規を松山に呼び寄せた。子規が得意とする俳句を通して、彼を元気づけるために…。第一高等中学の同窓生である二人は、意見を戦わせながら新たな表現を模索した。本書は、そんな「文学者の友情」を描きながら、子規が俳句・短歌に持ち込んだ「写生」概念の成立過程を解説。また、子規が病床で描いた随筆『墨汁一滴』『病床六尺』『仰臥漫録』にも焦点を当て、そこに通底する写実主義を読み解く。 |
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目次 |
第1章 子規、漱石に出会う |
出版社・メーカーコメント
第一高等中学の同窓生である正岡子規と夏目漱石は、意見を闘わせながら新たな表現を模索した。そんな「文学者の友情」を描きながら、子規が短歌に持ち込んだ「写生」概念の成立過程を解説する。