チョコレートはなぜ美味しいのか
集英社新書 0860
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2016年12月 |
ISBNコード |
978-4-08-720860-3
(4-08-720860-5) |
税込価格 | 792円 |
頁数・縦 | 206P 18cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 人は食品の「美味しさ」を味覚だけで判断していない。その日の心身のコンディションや、食習慣など文化的側面も関わる。視覚や嗅覚、そして口による触覚、すなわち「食感」も「美味しさ」の重要な要素となる。本書では、その「食感」に大きく関わる食品物理学という学問と、その成果の一端を紹介している。食感は食品の形状や、それを構成する物質の性質によってつくられる。物質の性質を解析するためには物理学が登場する必要がある。食品物理学者である著者は、食品油脂の物性・状態変化を専門としており、本書ではとくに多くの日本人が好むチョコレートを題材に選び、口中でとろける食感による「美味しさ」がどのようなメカニズムでつくられるかを解説。他にマヨネーズ、マーガリンの研究にも触れている。著者は現在、広島大学大学院生物圏科学研究科生物機能開発学専攻教授。 |
商品内容
要旨 |
チョコレートやアイスクリームなど様々な食品の「食感」を微粒子の結晶構造から解析し、その理想形を追究する食品物理学。そこには素粒子物理同様、今日の物理学をリードする最先端の研究が活かされていることは意外と知られていない。食品物理学が実現してきた、様々な「食感」とは?本書ではチョコレート以外にもマーガリンやマヨネーズといった様々な食品を対象に、宇宙物理との意外な関係など、最先端をいく「美味しい」物理の世界を徹底解明する。 |
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目次 |
序章 食品物理学とは何か |
出版社・メーカーコメント
チョコレートやアイスクリームなど様々な食品の「食感」を微粒子の結晶構造から解析し、その理想形を追求する食品物理学。最先端をいく「美味しい」物理の世界を徹底解明する!