• 本

ビッグデータの支配とプライバシー危機

集英社新書 0874

出版社名 集英社
出版年月 2017年3月
ISBNコード 978-4-08-720874-0
4-08-720874-5
税込価格 836円
頁数・縦 254P 18cm

商品内容

要旨

インターネット技術の発展により、世界中の情報がつながり「ビッグデータ」が形成される今、人々のプライバシーは未曾有の危機にさらされている。知らないと危ないビッグデータ社会の落とし穴を、多数の事例をまじえ紹介。ビッグデータの専制と支配から自由と尊厳を守るために何が必要なのか?米国、欧州の事情にも詳しい著者が、新時代のプライバシー権の議論を明快に提示する。

目次

序章 スノーデンの警鐘
第1章 デジタル化の専制
第2章 ビッグデータの覇権とプライバシーの反逆
第3章 プライバシーをめぐるアメリカとヨーロッパの衝突
第4章 日本のプライバシー保護を考える
終章 自由、尊厳、そして尊重

出版社・メーカーコメント

オーウェルの小説『1984』の世界がすぐそこに。あらゆる情報がネットに接続されたビッグデータの専制から自由と尊厳を守るには? 欧米の事情に詳しい著者が、新時代のプライバシー権の論点を示す。

著者紹介

宮下 紘 (ミヤシタ ヒロシ)  
中央大学総合政策学部准教授(憲法、情報法)。内閣府個人情報保護推進室政策企画専門職、駿河台大学法学部専任講師、准教授等を経て現職。博士(法学)(一橋大学、2007年)。ハーバード大学ロースクール客員研究員、ナミュール大学法・情報・社会研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)