• 本

人工知能時代を〈善く生きる〉技術

集英社新書 0926

出版社名 集英社
出版年月 2018年3月
ISBNコード 978-4-08-721026-2
4-08-721026-X
税込価格 792円
頁数・縦 205P 18cm

商品内容

要旨

いつでも・どこでも・何でも・誰でもネットに接続され、日々、膨大な量の情報が交わされている。これを人工知能で分析することで近未来を予測し、適切な対応を講じる「あたらしい技術」の導入が進む。この技術は生活を便利にする一方で、終わらない仕事を増やし、人間関係に疲れる世の中に変えていく。本書では、技術と人間の関係を根本から問い直し、近代が前提としてきた人間中心主義を批判しながら、「技術による解放論」のビジョンを示すことで、いかに“善く生きる”かを問う!

目次

序章 私たちを揺るがす「あたらしい技術」
第1章 魂を支配するテクノロジー
第2章 それでも、つながらずにはいられない
第3章 人間と「あたらしい技術」は共存できるのか
第4章 “善く生きる”技術
第5章 失うことで未来は開ける

出版社・メーカーコメント

SNSの人間関係に疲弊し、AIに仕事を奪われる現代。新しい技術は人を楽にさせるどころか、私たちを苦しめる。そんな時代にどう生きるのか? 気鋭の政治社会学者が描く人間と技術の未来予想図。

著者紹介

堀内 進之介 (ホリウチ シンノスケ)  
1977年生まれ。政治社会学者。博士(社会学)。首都大学東京客員研究員。現代位相研究所・首席研究員ほか。朝日カルチャーセンター講師。専門は、政治社会学・批判的社会理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)