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権力と新聞の大問題

集英社新書 0937

出版社名 集英社
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-08-721037-8
4-08-721037-5
税込価格 946円
頁数・縦 249P 18cm

商品内容

要旨

官房長官会見で記者として当然の質問を重ねることで、なぜか日本の既存メディアから異端視される東京新聞の望月記者。そんな「不思議の国・日本」のメディア状況を、彼女とニューヨーク・タイムズ前東京支局長マーティン・ファクラー記者がタブーなしで語りあう。政権とメディア上層部の度重なる会食や報道自粛の忖度など、問題は山積している。はたしてメディアや記者クラブが守るのは言論の自由か、それとも取材対象の利益か。権力を監視・チェックするジャーナリズム本来の役割と部族化する言論空間の問題点、新メディアの可能性などの展望を示す警世の一冊。

目次

第1章 権力に翻弄される報道メディア
第2章 メディアを自縛する「記者クラブ」
第3章 劇場化する記者会見
第4章 “闘う本性”を持つアメリカのメディア
第5章 アメリカのシナリオで強権化する安倍政権
第6章 政権のメディア・コントロールの実体
第7章 政権批判がメディアを活性化する
第8章 ネット時代における報道メディアの可能性
第9章 権力から監視される記者たち

出版社・メーカーコメント

メディアや記者クラブが守るのは言論の自由か、それとも取材対象の利益か。ファクラー氏と望月氏が権力を監視・チェックするジャーナリズム本来の役割と部族化する言論空間の問題点、展望を示す。

著者紹介

望月 衣塑子 (モチズキ イソコ)  
1975年、東京都生まれ。東京新聞社会部記者。2017年、平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞受賞
ファクラー,マーティン (ファクラー,マーティン)   Fackler,Martin
1966年、アメリカ合衆国アイオワ州生まれ。ニューヨーク・タイムズ前東京支局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)