いま、なぜ魯迅か
集英社新書 0995
出版社名 | 集英社 |
---|---|
出版年月 | 2019年10月 |
ISBNコード |
978-4-08-721095-8
(4-08-721095-2) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 206P 18cm |
商品内容
要旨 |
「会社国家」であり、「官僚国家」でもある日本では、「精神のドレイ」が主人の意向を先取りする、いわゆる忖度が大流行りである。まじめ主義者と多数に従ういい人ばかりのこの国に、いま必要なのが魯迅の「批判と抵抗の哲学」だ。魯迅を自らの思想的故郷とする著者が、血肉となった作品を論じ、ニーチェ、夏目漱石、中野重治、竹内好、久野収、むのたけじら、縁の深い作家・思想家を振り返る。「永遠の批評家」魯迅をめぐる思索の旅は、孤高の評論家の思想遍歴の旅でもある。 |
---|---|
目次 |
一九〇四年秋、仙台 |