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僕に方程式を教えてください 少年院の数学教室

集英社新書 1108

出版社名 集英社
出版年月 2022年3月
ISBNコード 978-4-08-721208-2
4-08-721208-4
税込価格 990円
頁数・縦 281P 18cm

商品内容

目次

第1部 数学を学ぶ、非行少年の姿(少年院との出会い
少年院のさまざまな風景
私が出会った少年たち
調査・統計から見えてくる、少年たちの学力・学習に対する想い
入院少年が必要とする教科指導とは)
第2部 矯正教育における数学教育の意義(瀬山士郎)(矯正教育との出会い
数学を学ぶということ
数学教育が矯正教育でできること)
第3部 「矯正教育の意義」および「少年の姿と現場の苦悩」(村尾博司)(少年院とは
少年院でどういった教育がなされているか
教科指導における数学教育の取り組みとその意義
少年院における基礎学力の現在地とその行方)

出版社・メーカーコメント

学校でも刑務所でもない、少年院における教育の可能性とは?ベストセラー参考書の著者でもある注目の数学指導者と数学教育の専門家、少年院を知り尽くした元法務教官が、改正少年法施行を目前にそれぞれの立場から少年院における数学教育の意味を論じる。「先生、自分も大学行けますか?」「あ〜、もっと早く少年院に来てればよかった!」。なぜ数学こそが、少年たちを立ち直らせるきっかけとなるのか。「非行少年」たちの真実と数学の魅力に迫り、可能性のある子どもたちで溢れる少年院の在り方、数学教育の重要性を描く一冊。◆目次◆まえがき 高橋一雄第一部 数学を学ぶ、非行少年の姿 高橋一雄プロローグ 五十の瞳──突き刺す視線第一章 少年院との出会い   第二章 少年院のさまざまな風景第三章 私が出会った少年たち   第四章 調査・統計から見えてくる、少年たちの学力・学習に対する想い   第五章 入院少年が必要とする教科指導とは第二部 矯正教育における数学教育の意義 瀬山士郎第一章 矯正教育との出会い   第二章 数学を学ぶということ   第三章 数学教育が矯正教育でできること     第三部 「矯正教育の意義」および「少年の姿と現場の苦悩」 村尾博司第一章 少年院とは第二章 少年院でどういった教育がなされているか   第三章 教科指導における数学教育の取り組みとその意義   第四章 少年院における基礎学力の現在地とその行方

著者紹介

〓橋 一雄 (タカハシ カズオ)  
1961年生まれ。数学指導者。1994年、東京学芸大学教育学部自然環境科学専攻、生命科学専修卒業。2020年、立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程修了
瀬山 士郎 (セヤマ シロウ)  
1946年生まれ。数学専攻。専門はトポロジー・数学教育学。1970年、東京教育大学大学院理学研究科修士課程修了、2011年、群馬大学教育学部定年退職
村尾 博司 (ムラオ ヒロシ)  
1959年生まれ。北海道大学教育学部教育行政学専攻、1982年卒業。1983年、多摩少年院法務教官を拝命、赤城、沖縄、盛岡少年院院長歴任後、2019年定年退職。現在更生保護施設職員として勤務。『犯罪心理臨床』(金剛出版)他、共同執筆で被害者の視点を取り入れた非行少年への処遇論を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)