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語るに足る、ささやかな人生

小学館文庫 こ13−1

出版社名 小学館
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-09-408194-7
4-09-408194-1
税込価格 618円
頁数・縦 317P 16cm

商品内容

要旨

人口三千人足らずのアメリカのスモールタウン。サウスダコタ州のドライブイン・シアターのある町、ウィスコンシン州のカフェに座る身寄りのない女性と中学生の女の子、アイオワ州の幽霊屋敷のようなホテル。小さな町だからこそ、そこには「物語」がある。アメリカのスモールタウンを旅して紡いだ珠玉のストーリー。

目次

夕闇のドライヴイン・シアター―サウスダコタ州ウイナー
神に見離された場所―サウスダコタ州ウォール
幽霊の棲む館―ニューヨーク州スプリングヴィル
温もりの夜の中へ―ウィスコンシン州ダーリントン
芝生の暴力―イリノイ州ディクソン
警察に届いた電話―ミネソタ州ウェセカ
最も素晴らしいスモールタウン―インディアナ州モーガンタウン
青いトマトのフライ―ミシシッピ州ベルゾーニ
谷あいの寂しい音―アーカンソー州マウンテン・ビュー
ホテル・ブルックリン―アイオワ州ブルックリン
赤い荒野のロディオ―テキサス州アンソン
夕陽に輝くネオン―ニューメキシコ州ギャラップ
さようなら、スモールタウン―アリゾナ州セリグマン→カリフォルニア州パームスプリングス

おすすめコメント

人口3000人ほどの「スモールタウン」。アメリカに星の数ほどあるそれらの町をめぐって紡ぎ出した13の物語。大きな成功よりも小さな平和を、虚栄よりも確実な幸福を、小さな町だからこそ生れる珠玉のストーリー

出版社・メーカーコメント

人口3000人前後の、それこそ星の数ほどもあるアメリカのスモールタウンばかりを旅して紡いだ13篇のストーリー。いまだドライブイン・シアターの残るサウスダコタ州ウイナーで出会った父と子。アイオワ州ブルックリンで幽霊屋敷のようなホテルを経営する老女。ウィスコンシン州ダーリントンのカフェで見かけた身寄りのない女性と中学生の女の子、小さな町だからこそ、そこには耳を傾けるべき物語が存在している。解説は小池昌代さん。

著者紹介

駒沢 敏器 (コマザワ トシキ)  
1961年東京生まれ。雑誌『SWITCH』の編集者を経て、作家・翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)