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ハル遠カラジ

ガガガ文庫 ガあ15−2

出版社名 小学館
出版年月 2018年6月
ISBNコード 978-4-09-451737-8
4-09-451737-5
税込価格 734円
頁数・縦 389P 15cm
シリーズ名 ハル遠カラジ

商品内容

要旨

私の名は、テスタ。武器修理ロボとしてこの世に生を受けた、はずである。人類のほとんどが消え去った地上。主人であるハルとの二人きりの旅。自由奔放な彼女から指示されるのは、なぜか料理に洗濯と雑務ばかり。「今日からメイドロボに転職だな、テスタ」。全く、笑えない冗談だ。しかしそれでも、残された時を主人に捧げることが私の本望に違いない。AIMD―論理的自己矛盾から生じるAIの精神障害。それは私の体を蝕む病の名であり、AI特有の死に至る病。命は決して永遠ではない。だから、ハル。せめて最後まで、あなたと共に。

出版社・メーカーコメント

たとえそれが、人でなかったとしても。これでも私は、身のほどはわきまえているつもりである。武器修理ロボットとして、この世に産まれた命。本来であればその機能を駆使して人間に貢献することが、機械知性の本懐とも言えるだろう。しかし、どうもおかしい。人類のほとんどが消え去った地上。主人であるハルとの、二人きりの旅路。自由奔放な彼女から指示されるのは武器修理のみに留まらず、料理に洗濯と雑務ばかり。「やるじゃねえか、テスタ。今日からメイドロボに転職だな」全く、笑えない冗談である。しかしそれでも、ハルは大切な主人であることに違いはない。残された時を彼女のために捧げることが、私の本望なのである。AIMD――論理的自己矛盾から生じる、人工知能の機能障害私の体を蝕む、病の名である。それは時間と共に知性を侵食し、いつか再起動すらも叶わぬ完全停止状態に陥るという、人工知能特有の、死に至る病。命は決して、永遠ではないから。だから、ハル。せめて、最後のその時まで、あなたとともに――。第11回小学館ライトノベル大賞ガガガ大賞を受賞した『平浦ファミリズム』の遍柳一がおくる、少しだけ未来の地球の、機械と、人と、命の物語。