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いてもたっても

出版社名 小学館
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-09-725265-8
4-09-725265-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 1冊(ページ付なし) 27cm

商品内容

要旨

きもちのいい晴れた朝。まどべのこけしのところに、さまざまな生き物がやってきます。それを見ていた、こけしの心もどきどきしてきて…。「ああ、わたし、いてもたってもいられない!」生き物たちの命の輝きが、一歩ふみだす力をくれる。

出版社・メーカーコメント

生き物たちの命の輝きが力をくれる絵本  動物や昆虫など生き物の命の輝きを力強く描く木版画家・たけがみたえの創作絵本。すがすがしく晴れた朝。窓辺のこけしの元に、さまざまな生き物がやってきます。みんな「いてもたってもいられない」様子で、生き生きと命を謳歌しています。それを見ていた窓辺のこけしは、ふと、自分の中の「いてもたってもいられない」気持ちに気づきます。自分の内側から湧き起こるわくわく、うずうずする気持ちがはっきりと分かったそのとき、こけしにあっと驚くことが起こります。読後は、心になんだか力が宿り、新しい一歩を踏みだしたくなるような一冊です。  【編集担当からのおすすめ情報】  胸が高鳴って、どうしようもなくワクワクする、そんな瞬間を切り取った絵本ができました。「自分の中の<いてもたってもいられない>気持ちに焦点が合ったときは、不可能も可能にするくらいの力が出るものです」と語る、著者のたけがみたえ氏。独特の版画技法で力強く鮮やかに描かれた生き物たちの「動」と、窓辺でじっと外を見つめるこけしの「静」の対比が面白い絵本です。

著者紹介

たけがみ たえ (タケガミ タエ)  
1986年東京都生まれ。和光大学表現学部芸術学科卒業。木版画家、絵本作家。2007年に長野で牛にかこまれたときの衝撃から、生き物と目があった瞬間の「見たら見られた」をテーマに木版画を制作。個展、グループ展での作品発表も多数。2017年『マンボウひまな日』(絵本館)で絵本作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)