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一度は読んでおきたい現代の名短篇

小学館新書 320

出版社名 小学館
出版年月 2018年2月
ISBNコード 978-4-09-825320-3
4-09-825320-8
税込価格 946円
頁数・縦 285P 18cm

商品内容

要旨

とびきりの名短篇を読んでみよう。純文学からエンタテインメントまで、選ぶ基準は一点のみ。「読む愉しみ」を満喫できること。―吉行淳之介、丸谷才一、大江健三郎、池澤夏樹、村上春樹、川上弘美から松本清張、瀬戸内寂聴、司馬遼太郎、五木寛之、宮部みゆきまで、さらには若き女性作家たちまで。“小説の読み巧者”が選びぬいた44篇の名短篇が誘う、めくるめく豊饒な世界。一読、思わず読みたくなる(再読したくなる)極上のブックガイド。

目次

女のなかの炎―松本清張「張込み」
どこへも帰れない―安岡章太郎「雨」
欠けていた源氏の一帖―瀬戸内寂聴「藤壺」
かくれ切支丹の島で―遠藤周作「母なるもの」
朝鮮から来た人びと―司馬遼太郎「故郷忘じがたく候」
男と女のかたち―吉行淳之介「海沿いの土地で」
前世へさかのぼる―丸谷才一「樹影譚」
あの世のひと―河野多惠子「考えられないこと」
「うまさ」とは何か―結城昌治「泥棒たちの昼休み」
かけがえのない日常―藤沢周平「鱗雲」〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

読む愉しみを満喫できる44作の名短篇案内「この短篇小説がすごい!」小説読みの達人・湯川豊氏が、「読む愉しみ」という基準で選んだ現代人気作家44人の傑作短篇小説案内。吉行淳之介、丸谷才一、大江健三郎から池澤夏樹、村上春樹、村上龍まで、そして、高村薫、川上弘美、山田詠美からよしもとばなな、江國香織、角田光代、三浦しをんまで――さらには、松本清張、司馬遼太郎から藤沢周平、野坂昭如、五木寛之、井上ひさしまで、そして、瀬戸内寂聴、田辺聖子から向田邦子、林真理子、宮部みゆきまで――エッセイ風、旅行記風、別世界風、童話風短篇から先行作品を下敷きにした「ハイジャック小説」、女性作家の「濃い小説」……などなど。さまざまな手法を使い、多様な技巧をつくした、思わず読みたくなる(あるいは再読したくなる)44の名短篇の魅力が語られる。「短篇小説を読む愉しみ」に誘ってくれて、読書の幅がぐんと広がるブックガイドの白眉。

著者紹介

湯川 豊 (ユカワ ユタカ)  
1938年新潟市生まれ。64年文藝春秋に入社。「文學界」編集長、同社取締役を経て、文芸評論家。2010年『須賀敦子を読む』で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)