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世界はなぜ地獄になるのか

小学館新書 457

出版社名 小学館
出版年月 2023年8月
ISBNコード 978-4-09-825457-6
4-09-825457-3
税込価格 1,078円
頁数・縦 286P 18cm

商品内容

要旨

人種や性別、性的指向などによらず、誰もが「自分らしく」生きられる社会は素晴らしい。だが、そうした社会の実現を目指す「社会正義(ソーシャルジャスティス)」の運動は、キャンセルカルチャーという異形のものへと変貌していき、今日もSNSでは罵詈雑言の応酬が続いている。わたしたちは天国(ユートピア)と地獄(ディストピア)が一体となったこの「ユーディストピア」をどう生き延びればよいのか。ベストセラー作家の書き下ろし最新作。

目次

1 小山田圭吾炎上事件
2 ポリコレと言葉づかい
3 会田誠キャンセル騒動
4 評判格差社会のステイタスゲーム
5 社会正義の奇妙な理論
6 「大衆の狂気」を生き延びる

出版社・メーカーコメント

社会正義はめんどくさい。  人種や性別、性的指向などによらず、誰もが「自分らしく」生きられる社会は素晴らしい。だが、光が強ければ強いほど、影もまた濃くなる。「誰もが自分らしく生きられる社会」の実現を目指す「社会正義(ソーシャルジャスティス)」の運動は、キャンセルカルチャーという異形のものへと変貌していき、今日もSNSでは終わりのない罵詈雑言の応酬が続いている−−。わたしたちは天国(ユートピア)と地獄(ディストピア)が一体となったこの「ユーディストピア」をどう生き延びればよいのか。ベストセラー作家の書き下ろし最新作。  【編集担当からのおすすめ情報】  累計20万部突破『上級国民/下級国民』『無理ゲー社会』(ともに小学館新書)に続く、橘玲氏の待望の最新作です。

著者紹介

橘 玲 (タチバナ アキラ)  
1959年生まれ。作家。『言ってはいけない 残酷すぎる真実』で2017新書大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)