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名残の花

出版社名 新潮社
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-10-352831-9
4-10-352831-1
税込価格 1,815円
頁数・縦 285P 20cm

商品内容

要旨

天保の改革ののち、長年幽閉されていた鳥居胖庵が戻ると江戸はなくなっていた。軽薄な「東京」に憤然とする胖庵は困窮に喘ぐ見習い能役者と知り合う。立場も年齢も違う二人が心を通わせる中で遭遇する、やるせない市井の事件の数々。転変の世を生き抜く者の意地と哀歓を描く本格派時代小説。明治五年、東京。居場所をなくした二人が向かうべき道とは?

おすすめコメント

幕臣・鳥居耀蔵が長い幽閉を終え帰ってきた江戸は東京へと激変していた――居場所を失った者たちの哀惜と意地を描く本格時代小説。

著者紹介

澤田 瞳子 (サワダ トウコ)  
1977年、京都府生まれ。同志社大学文学部卒業、同大学院博士前期課程修了。奈良仏教史を専門に研究したのち、2010年に長編作品『孤鷹の天』でデビューし、同作で中山義秀文学賞を受賞。2013年『満つる月の如し 仏師・定朝』で新田次郎文学賞受賞。2016年『若冲』で親鸞賞を受賞(直木賞候補にも)。他の著書に『火定』(吉川英治文学新人賞および直木賞候補)『落花』(山本周五郎賞および直木賞候補)、いま最も勢いのある若手作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)