関東軍 満洲支配への独走と崩壊
中公新書 2754
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2023年5月 |
ISBNコード |
978-4-12-102754-2
(4-12-102754-X) |
税込価格 | 1,012円 |
頁数・縦 | 303P 18cm |
商品内容
要旨 |
関東軍は、一九一九年に中国・関東州と南満洲鉄道附属地の保護を目的に成立した。しかし、一九二八年の張作霖爆殺事件や三一年の満洲事変など、日本政府・陸軍中央の統制から外れて行動し、多くの謀略に関与した。「独走」の代名詞として悪名高い組織は、どのようにして生まれたのか。軍事・外交史研究の蓄積に、中国側の史料も踏まえ、組織制度、軍人たちの個人的特性、満洲の現地勢力との関係から解き明かす。 |
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目次 |
序章 前史―一九〇四〜一九年 |
出版社・メーカーコメント
関東軍は、一九二八年の張作霖爆殺事件や一九三一年の満洲事変など、日本政府・陸軍の統制から外れて行動し、多くの謀略に関与したことで知られる。今や「独走」の代名詞として悪名高いが、なぜそのような組織になったのか。これまでの戦史・外交史研究に、中国側の史料も踏まえ、組織制度、軍人の個人的特性、満洲の現地住人について分析する。関東軍の誕生から崩壊までを、日本そして中国東北部の視点から迫る。