分断国家アメリカ 多様性の果てに
中公新書ラクレ 823
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2024年10月 |
ISBNコード |
978-4-12-150823-2
(4-12-150823-8) |
税込価格 | 968円 |
頁数・縦 | 221P 18cm |
商品内容
要旨 |
世界を先導してきたアメリカの民主主義と多様な社会はどこへ向かうのか。全米各地を総力取材!120人以上の証言で描き出すアメリカ社会の今。 |
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目次 |
第1章 ブラック・ライブズ・マター運動で広がる分断―「黒人差別」の現在(独立記念日を祝うトランプ氏の集会で |
出版社・メーカーコメント
世界が驚愕したトランプ前大統領の暗殺未遂事件。しかし皮肉にもトランプの「強さ」を内外に誇示する結果となり、共和党の結束は強固なものに。一方、バイデン大統領は現職大統領として56年ぶりの再選出馬断念を余儀なくされ、女性初の大統領を目指す黒人・アジア系のハリス副大統領を後継に指名。「差別主義者」対「多様性の象徴」という、アメリカが直面する分断を体現する選挙戦が展開されることとなった。 ブラック・ライブズ・マター運動で広がる黒人と白人の溝、キリスト教やLGBTQ、中絶を巡る「赤い州」と「青い州」の価値観の対立、国境の街とリベラルな都市の間での不法移民の押し付け合い、ユダヤ・アラブ・アジアなど国際情勢から派生する攻防−−多様な社会を目指してきたアメリカが、その多様性ゆえに激しさを増すさまざまな軋轢に苦しんでいる。 世界を先導してきたアメリカの民主主義と多様な社会はどこへ向かうのか。日本がその姿から学べることは何か。 全米各地を徹底取材した『読売新聞』連載「変容する米国」「米大統領選2024 論争の現場」に大幅加筆。政治家や市井の人々、不法移民など、120人以上の証言で「変わりゆくアメリカの今」を描き出す総力ルポ。