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おかえり横道世之介

中公文庫 よ43−5

出版社名 中央公論新社
出版年月 2022年5月
ISBNコード 978-4-12-207213-8
4-12-207213-1
税込価格 880円
頁数・縦 437P 16cm

商品内容

要旨

バブル最後の売り手市場に乗り遅れ、バイトとパチンコで食いつなぐこの男。横道世之介、二十四歳。鮨職人を目指す女友達、大学時代からの親友、美しきヤンママとその息子らと共に、「人生のダメな時期」を笑顔で過ごしていく。青春小説の金字塔、ふたたび。巻末対談、沖田修一(映画監督)×高良健吾、収録。

出版社・メーカーコメント

人生のダメな時期、万歳。人生のスランプ、万々歳。青春小説の金字塔、待望の続篇。バブル最後の売り手市場に乗り遅れ、バイトとパチンコで食いつなぐこの男。名を横道世之介という。いわゆる人生のダメな時期にあるのだが、なぜか彼の周りには笑顔が絶えない。鮨職人を目指す女友達、大学時代からの親友、美しきヤンママとその息子。そんな人々の思いが交錯する27年後。オリンピックに沸く東京で、小さな奇跡が生まれる。

著者紹介

吉田 修一 (ヨシダ シュウイチ)  
1968年長崎県生まれ。97年「最後の息子」で文學界新人賞を受賞し、作家デビュー。2002年『パレード』で山本周五郎賞、『パーク・ライフ』で芥川賞、07年『悪人』で毎日出版文化賞と大佛次郎賞、10年『横道世之介』で柴田錬三郎賞、19年『国宝』で芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)