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はじめてのウィトゲンシュタイン

NHKブックス 1266

出版社名 NHK出版
出版年月 2020年12月
ISBNコード 978-4-14-091266-9
4-14-091266-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 316P 19cm

商品内容

要旨

哲学史を変えた天才は、本当は何を追い求めていたのか。箴言めいた断章や奇行のエピソードに目を奪われることなく彼の思考の根幹をまるごと捉えることはできないか―本書は、この哲学者の遺稿や講義録の翻訳を手掛けた著者が初学者に向けて渾身の力を込めて書き下ろした入門書だ。卓抜な比喩と、明晰で親しみやすい文章によって読者は、ウィトゲンシュタインの独創による魅力的な諸概念とそれらがもつ本質的な可能性とを正しく理解するだろう。新世代によるウィトゲンシュタイン入門の決定版である。

目次

序章 嵐のなかの道標
第1章 沈黙への軌跡―前期(『論理哲学論考』が世に出るまで
『論理哲学論考』とはどのような書物か
語りえないものたち1―論理 ほか)
第2章 世界を見渡す方法―後期(哲学への回帰の道
ケンブリッジへの帰還
「像」による幻惑としての哲学的混乱 ほか)
第3章 鼓舞する哲学(晩年に向かう十年の歩み
後期の主題の断片1―心
後期の主題の断片2―知識 ほか)

出版社・メーカーコメント

哲学史への決定的なインパクトとなった、孤高の哲学者の波瀾に富んだ生涯と独特の思索の全体像をつかむ、初学者向けの理想的な一冊!“転向”とされる「前期→後期」の変遷を、「像(Bild)」という概念に沿って統一的に理解し、ウィトゲンシュタインのラディカルな思考の本質的な可能性を見出す画期的な試み。

著者紹介

古田 徹也 (フルタ テツヤ)  
1979年、熊本県生まれ。東京大学文学部卒業、同大大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。新潟大学准教授、専修大学准教授を経て、東京大学准教授。「言語」「心」「行為」の各概念を手掛がりに、英語圏・ドイツ語圏の現代哲学・倫理学を専攻する。著書に『言葉の魂の哲学』(講談社選書メチエ、2019年サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)