和算の道をひらけ! 江戸の数学ブームをおこした吉田光由
読書の時間 14
出版社名 | あかね書房 |
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出版年月 | 2022年12月 |
ISBNコード |
978-4-251-04484-6
(4-251-04484-3) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 178P 21cm |
商品内容
要旨 |
七兵衛(後の光由)は、京都北嵯峨野の農民のために隧道(トンネル)を掘り、水を通す工事を成功させる。さらに、実際の仕事に役立つ数学の問題を次づきに考え、子どもでも楽しく学べる『塵劫記』を出版する。江戸時代の大ベストセラーを書いた、情熱と夢に満ちた吉田光由の物語。 |
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目次 |
1 岩を焼いてくだく工事 |
出版社・メーカーコメント
江戸時代はじめ、角倉素庵たちの河川工事を見ていた少年吉田光由は、「たった5か月の工事で、船が来るなんて」と憧れを抱く。公共事業のためには算法を極めることが必要だと説かれた光由は、熱い気持ちを胸に学問に取り組み、やがて今も農業用水路として残る菖蒲谷隧道と、関孝和を生む江戸の数学ブームのきっかけとなった算法入門書『塵劫記』という大きな社会貢献を残した。激動の時代のなか志高く生きた歴史物語。