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経営者のための正しい多角化論 世界が評価するコングロマリットプレミアム

出版社名 日経BP日本経済新聞出版
出版年月 2025年6月
ISBNコード 978-4-296-12195-3
4-296-12195-2
税込価格 2,640円
頁数・縦 278P 19cm

商品内容

要旨

2050年、日本の上場企業数は半減する―。「シナジー」幻想を捨て、総合商社を再評価したバフェットの投資哲学に価値を創出する「多角経営」を学べ!

目次

第1章 コングロマリットプレミアム―バフェットの価値投資と不確実な時代(なぜバフェットは日本の商社に本格投資したのか
バフェットが創造したコングロマリット)
第2章 世界のコングロマリットが縮む日本企業を取り囲む(リスク回避が常態化し、萎縮する日本企業のすがた
コングロマリットはディスカウントからプレミアムへ)
第3章 日本の巨大企業解体史―「財閥解体」と「選択と集中」(日本の財閥の勃興とその特徴
日本の財閥だけが徹底的に解体された
「選択と集中」という誤訳)
第4章 世界経済はコングロマリットが動かしている(欧州で増加する経営統合によるコングロマリット
「選択と集中」の問題点
正しい多角形のすがた
コングロマリットをどう経営するか)
第5章 2050年日本の上場企業は半減する―日本経済を沈ませないために(多角化は有用である
真に正しい経営陣を登用する
日本が失ったアニマルスピリットを回復するには)

出版社・メーカーコメント

2050年、日本の上場企業数は半減する。「シナジー」幻想を捨て、総合商社を再評価したバフェットの投資哲学に、価値を創出する多角経営を学べ!再生コンサルを専門とする著者が、巨大企業隆盛の時代に、間違った「選択と集中」ではなく、正しく企業を成長させる方策を提示する。”コングロマリットは、本質的に、株価やビジネスを押し下げるようなディスカウント要因ではない。むしろ、株価や業容を押し上げるプレミアム要因と考えられる。それは経営次第なのだ。これからは、いかに「コングロマリットプレミアム」を創造するかが、経営者やビジネスパーソンに求められている。”   (「第1章」より)

著者紹介

松岡 真宏 (マツオカ マサヒロ)  
株式会社YCP Japan代表取締役。東京大学経済学部卒。野村総合研究所やUBS証券で小売・流通セクターの証券アナリストとして活動後、産業再生機構を経て、独立系コンサルティング会社を共同創業し、東証プライム上場企業へと成長させた。2025年1月より現職。カネボウ、ダイエー、アルピコホールディングスなど、再建案件を中心に10社以上の取締役に就任した経験を有する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)